DISCUSSION
キャリアパス座談会
部署も年齢もさまざまな5名の社員の方々に、
仕事のやりがいや今後の目標について語ってもらいました。
多様な角度から旭運輸の魅力に迫ります!
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岡本 敏
現業グループ(倉庫)
2017年入社
海外向けの輸出貨物をコンテナに詰め込む作業計画や、コンテナをターミナルへ搬入させるための手配を担当。
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石川 晴恵
総務人事グループ
2009年入社
社会保険手続き、給与計算、年末調整等、社員の給与関係に携わる。面接準備や大学訪問といった採用の手伝いも。
経験部署
- ・輸出営業グループ
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星 貴弘
営業開発グループ
2007年入社
新規顧客の獲得に向けた営業活動。なかでも、重量物・長尺の大型貨物を取り扱うグループに所属。
経験部署
- ・自動車船グループ
・海外出向(中国)
- ・自動車船グループ
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横谷 貴夫
自動車船グループ
1995年入社
本船で貨物の積み降ろしをする現場作業のリーダーが集まるグループ。その管理職を務める。
経験部署
- ・ターミナルグループ
・海外出向(シンガポール)
・社外出向(NYKグループ)
- ・ターミナルグループ
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中山 耕司郎
輸出営業グループ
2014年入社
通関に必要な手続き、トラックや梱包の手配など、多岐に渡るネットワークを利用して貨物を輸出するお客様をサポートする物流コーディネーター。
経験部署
- ・船舶代理店グループ
旭運輸との出会い
まずは、入社の経緯を教えてください。
世界と関われる大きな仕事、そこに魅力を感じた。
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横谷商船学校に通っておりまして、教官から当時の部長に紹介いただき、試験を受けました。出身校の先輩方が何人か就職していて、人間関係も良いと聞いていたので不安はありませんでした。
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石川私は外国語大学出身なので、船の知識はまったくなかったんです。外国語に関わる仕事を探していて、旭運輸の面接を受けたのですが、その際、趣味のお酒と特技の野球で社長と話が盛り上がり(笑)、これも縁かなと感じて入社を決めました。
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星船の知識がなかったというのは私も同じですね。この業界に興味を持ったのは、海外での生活が大きく影響しています。中国で過ごした大学時代の4年間、カップ麺など日本からの輸入品が多いことを感じていました。輸入貨物が世界で流通しているんだなと貿易に興味を持ち、その玄関口である港に関わりたいと思うようになったわけです。なかでも旭運輸を志望したのは、信頼のおける人から勧められたことがきっかけ。社外からの高評価は、優良企業である証ですよね。
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中山私は乗り物が好きだという気持ちからスタートしています。船のほかにも飛行機や電車などの企業もありますが、船の会社は断トツに数が多いんです。そのなかで、たまたま会社説明会で出会ったのが旭運輸。面接から採用まで、とんとん拍子に話が進みました。まだ名古屋で住むところが決まっていないうちから出社が決まり、最初の頃は会社近くの簡素な宿泊施設から通っていましたね (笑)。
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岡本他のみなさんは、やりたいことが明確にあったようですが、私は学生時代にそれを見つけられなかったんです。いざ、就職活動がはじまり、メーカーや商社など、いろいろな業界をリサーチして、そこで気になったのが旭運輸でした。物流部門での営業や、コンテナターミナルでの作業指揮など、いろいろな仕事があるので、その中でひとつは自分に合うものが見つかるんじゃないかと思ったんです。
仕事のやりがい・魅力
では、実際に仕事をされて、どんなところにやりがいを感じていますか?
ひとりでできる仕事が増える喜び、そして大きな自信に
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星入社して5年目、26歳の頃。マネージャーとして中国に出向することになりました。現地の作業品質管理、技術支援が主な仕事です。港ごとの良いところを見つけて育てることを心掛けていました。年上の部下も少なくはなく、人との接し方などに工夫が必要でした。この期間に、人の育て方、問題点を見つけて解決していくスキルなど多くのことを学ばせてもらいました。若いうちからこうした経験をができる機会は、そうそうありません。仕事を通して、人間としても成長できる職場だと思いました。
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横谷私も出向経験があり、シンガポールに4年3ヵ月滞在しました。現場業務として海外へ行くのは会社として初めてのこと。自分を選んでくれたということが誇りにつながりましたね。向こうでの生活は、楽しいですよ。人脈が増えたことが何よりの財産です。海外らしく全社的なパーティーもよくやっていましたし交流の機会も多かったです。
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星ローカルの友達が増えるので、知る人ぞ知る飲食店に連れていってもらうこともありますよね。日本とは違う文化を楽しめます。
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横谷あと、部屋が広い! プール付きの高層マンションに暮らしながら、こんな生活して良いの?と思っていました(笑)。
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石川私は社内の人と関わる仕事をしています。以前に所属していた輸出営業グループでは、部署内やお客様と交流することが中心でしたが、今の人事部では社内の多くの部署の人と話すことが増えました。入社以来接点がなかった人とも、先日初めて話しました。採用にも携わっているので、これから入社される新入社員さんには一層の思い入れがありますね。社内人脈が増えて楽しいですよ。
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中山私は石川さんと同じタイミングで、船舶代理店グループから輸出営業グループへ異動したばかりです。お客様からの課題を解決し要望に応え、さらに会社の利益に結び付ける。このふたつを同時に達成できることが、この部署でのやりがいですね。いくつか浮かぶアイデアの中からベストを選択し、試行錯誤しながら進めています。
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岡本入社してまだ2年目なので、ひとりでできる仕事が増えていくことがうれしいです。入社当時は、作業員の方やコンテナターミナルオペレーターから聞かれたことにすぐ答えられず、先輩を頼りにしていましたが、今では自分ひとりで解決できるようになりました。自分の成長が、やりがいにつながっていますね。一方、港での仕事は、自分自身では予定をコントロールできないことも多く、一人でできることが増えたとしても、人とのやりとりが大切なポイントとなっています。
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横谷私の部署でも、人との関係が大切です。多くの人を巻き込んで、みんなの意見をまとめ、計画通りに荷役作業がうまくいって、船が出て行く瞬間は、何年経験を積んでもうれしいものです。
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星仕事に対するプレッシャーの乗り越え方としては、先輩方から与えてもらったノウハウを自信に変えて乗り越えてます。そして、旭運輸という看板を背負っているプライドです。また、出向先に同じ会社の先輩もいたので、相談に乗ってもらったことも大きな助けでしたね。親会社の人も親身になって話を聞いてくれましたし、現地のスタッフとも良好な関係が築けました。人に恵まれていることは大きいと思います。
今後のキャリアについて
多様な働き方ができる職場ということが分かりました。今後、どのようなキャリアを積んでいきたいと思われますか?
世界的な視野にたって「新しい世界」に挑戦できる環境がある。
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岡本物流に限らず、いろいろな部署を経験したいです。ゆくゆくは、作業員を仕切るリーダー的存在になれるように頑張りたいと思います。
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中山海外出向を経験したいですね。旭運輸は、名古屋港だけでなく、世界的視野に立って仕事ができる機会がある会社です。行き先の希望は…辺境の地! まだ社内で誰も行ったことのない、整っていない地で、新しいチャレンジをしたいです。
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横谷20年以上、ほぼ同じ部門で働いているので、そろそろ違う畑を見てみたいかな。違う世界を知って、幅を広げたいですね。
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石川異動してまだ1年目なので、目の前のことをしっかりとやっていくことが目標。社会保険の知識を増やし、税金に関する勉強もしたいと思います。研修にも行かせていただくなど、会社もサポートしてくれます。あと、この部署ではまだ名前が売れていないので(笑)、もっと相談されるようになりたいです。
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星入社して10年、ずっと海運部門で現場業務を中心にやってきて、今年、初めて物流部門に異動しました。いま、営業の全体像がようやく見えてきたところです。物流って移り変わりが激しい“水物”なので、机上の勉強だけではダメなんです。港ごとの特徴やルールを現場で学び、知識やノウハウをしっかりと身につけていきたいですね。