旭メンテックス

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事業内容

キュアリングシステム

キュアリングコンテナとは

海上冷凍コンテナを利用したサツマイモのキュアリング貯蔵庫です。
1台でキュアリング処理と貯蔵が可能なうえに、限られた敷地内での設置や移動が容易ですので投資費用を抑えることができます。
旭メンテックスでは、海上コンテナ式以外にも、プレハブ式のキュアリング貯蔵庫も承っております。

旭メンテックスのキュアリング・システムの特徴

旭メンテックスのキュアリング・システムでは、これまでの経験とノウハウをもとに、サツマイモを長期貯蔵する際に発生するさまざまな障害を解消するための機能を有しており、サツマイモを最良の状態で長期保存することができます。
①外気温度の変化による低温障害を防ぐための庫内温度制御
②乾燥障害を防ぐための最適な加湿機能
③庫内の二酸化炭素濃度制御

旭メンテックスのキュアリング・システムのメリット

旭メンテックスのキュアリング・システムは、従来のキュアリング貯蔵庫に比べて多くのメリットがあります。
①海上冷凍コンテナを利用していますので、耐候性に優れています。
②プレハブと同様に移動や設置が容易です。
③キュアリング処理と貯蔵を1台で行うことができるため、投資費用を抑えることができます。
④騒音や消費電力も気にする必要はありません。

サツマイモのキュアリングとは
サツマイモの収穫後の腐敗を防止し、良質な状態で長期保存を可能にするためにキュアリング処理が行われます。

キュアリング貯蔵とは

サツマイモは、収穫したままの状態で貯蔵すると、収穫時についた傷口から病原菌が入って腐食したり、水分が抜けて味が落ちたりします。
収穫後、土がついたままのサツマイモを33℃、湿度95%以上の環境に3~4日保管することで、皮下組織にコルク層ができ、収穫時にできた傷が自然治癒し、腐敗を防ぐ事で長期間良質な状態で貯蔵が可能となります。
これをキュアリング処理と呼びます。
その後、庫内環境を13℃、湿度85%の状態でサツマイモを長期間熟成させながら貯蔵することで、サツマイモの糖度を上昇させ、甘みの強い高品質なサツマイモを提供する事ができ、年間を通じて安定した出荷が可能となります。

キュアリングコンテナの仕様

  • コンテナ:中古海上リーファコンテナ20ft
  • 外寸寸法:約W2,438×L6,570×H2,591(各±10)
  • 収容量:玉コン240個、4.8t(標準)
  • 電源:3相200V ブレーカー30A
  • 消費電力:4.4kW
  • 給水:13A
  • 機能:加温、冷却、加湿、換気機能
  • 温度:10~33℃
  • 湿度:~95%RH
  • 換気:3回転/時
  • その他機能:低温障害帽子機能、外部警告出力端子あり。
  • ※設置には建設確認申請が必要です。申請はお客様にてお願い致します。

※設置には、トレーラーでの搬入ができることが条件です。
不明な場合は、旭メンテックスまでご相談ください。

納入実績紹介

かんしょ生産農家様

2021年1月に東京都内の農家様敷地内に20フィート型のキュアリングコンテナを納入設置しました。
今回、新たにキュアリングコンテナを導入し、サツマイモのキュアリング処理を行うことにより、塊根の切り⼝や表⽪下にコルク層が形成され、収穫や洗浄過程でついた傷口から各種腐敗性病原菌の侵入を抑制することができるため、貯蔵中の腐敗発生率が大幅に低減いたしました。
また、キュアリング実施後も、庫内温湿度を最適な状態に保つことができるため、サツマイモの長期貯蔵が可能になり、時間が経っても美味しいサツマイモを出荷する事ができるようになりました。

【キュアリングコンテナ仕様】
キュアリングコンテナ:1台(20フィートタイプ)
規 模 :延べ床面積 14.4㎡(4.4坪)
貯蔵量 :5トン

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